★Electra Glide Audio EPIPHANY X2
Electra Glide Audio社のEPIPHANY X2。
定価は7000$らしいが、市場には10万円以下で流通しており手軽に入手可能。
★検証方法
m902に繋ぎ、DACとアンプへの電気供給という形で検証。
★インプレ
>エージング前
驚くほどの静寂さ、解像度の高さ、圧倒的な情報量、音の厚みが出て低域の迫力が増し、スピード感がありノリが良く、ノリが悪いイメージを持っていたbeyerdynamicのヘッドフォンDT880までもがノリ良くなった。
まとめると、SN比に優れ、情報量が多くハイスピードな電源ケーブル。
基本性能は非常に高い。
欠点は音場感が完全に死んでしまっていること。
音像が中心に寄り、頭内定位感を強く感じ、音が外方向へ伸びていかず、極端に言えば内へ内へと言ってもいいぐらいの壊滅的な音場を形成していた。
また、中域の張り出し感が強く、耳横で鳴る感覚の強さ、更に高域が全く出ておらず、抜けきらない音。
音がほぐれきっておらず、高域が出ないという典型的なエージング不足の傾向が確認できた。
>エージング後
音が出た瞬間感じた・・・高域が出ている。
音場感がかなり改善されている。
エージング前の印象に音場感がしっかり生まれ、高域が出てフラットバランスになった感じ。
それにしても、この情報量の多さはやはり驚かされる。
細部のどんな小さな音までも、クッキリハッキリと描き出すのだ。
音場感が改善されたとは言え、このケーブルはやはり音場感がウィークポイントなケーブルのようだ。
得に横方向の音場が狭く、ストレートに音が迫ってくるタイプ。
音場を重視する人にはオススメできない。
キャラクターが強いのでアンプ等に使うと大きくバランスを崩してしまう。
基本性能が極めて高いので壁コンセント~タップ間に使うといいのではないだろうか。
なかなか使いこなしの難しい電源ケーブルである。
ヘッドホン、イヤホン、アンプ、ヘッドホンケーブル大放出!ヘッドホンを売るのはコレが最後になりそうです。興味のある機種などありましたらお気軽にご連絡ください。よろしくです。
AKG
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K240 Sextett 二代目
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LCD-3
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USTヘッドフォン(EXH-313他)